保険代理店必見!成功する業務システムの選び方4つのポイント
2021.08.26
保険代理店業務を効率化する基幹システム。思った通りの成果を挙げるには
どのような視点でシステムを選ぶべきなのでしょうか?
本記事では保険代理店がシステム導入を成功させるための4つのポイントについて
解説をします。
目次
保険代理店経営に欠かせないシステム導入。成功するためには4つのポイントを意識しよう
社員の営業管理や、顧客・契約情報の管理や契約時の意向把握管理のために社内のシステム化は欠かせません。
アナログな管理からの脱却や、現在の仕組みをさらに効率化するためのシステム乗り換えなど、目的はさまざまですが、数多くあるシステムの中から自社に合ったものをどのように選べばいいのでしょうか?
システム選びに迷った際は、下記4つのポイントを意識して選定することをオススメします。
・保険代理店業務に必要な機能が、一つのシステムで完結しているか?
・生命保険代理店向け、損害保険代理店向けなど自社の経営形態に沿ったシステムか?
・管理するためだけではなく、売上アップのための機能はあるか?
・保険業界の変化に対応しているシステムか?
以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説をしていきます。
保険代理店業務に必要な機能が、一つのシステムで完結しているか?
保険代理店を運営するにあたり、必要な業務をシステムの機能に分類すると、大きくは下記6つになります。
・顧客契約管理
・スケジュール管理
・保険商品比較
・手数料計算
・社内情報共有
・勤怠管理
「顧客契約管理のためのシステム」「スケジュール管理のためのシステム」など、
各機能に特化した専用のシステムが提供されており、本記事をお読みいただいている企業様でも、何かしらのシステムが導入されているのではと思います。
もし、御社でこれら機能特化したシステムが導入されていたとすると、このようなことは業務の中で起きてはいないでしょうか?
「お客様から連絡を受けた際に、契約情報の閲覧→【顧客管理システム】、
過去の面談記録の確認→【スケジュール管理システム】といったように、
業務ごと(機能ごと)にシステムを横断して確認するのでスムーズな対応が難しい」
このように、業務ごとに必要なシステムが異なる場合、業務効率の低下や、システム利用料が積み重なりコストが嵩む、といった課題に加えて、本来顧客に紐づいて一元的に管理することが望ましい情報を分散させてしまうため、「顧客への最適なフォローができない」「変更や追加のご相談の機会を逃してしまう」などの事態を招いてしまうことも考えられます。
ですので、まずは「保険代理店の業務に必要な機能がなるべく1つのシステムに一元化されているか?」という点が、成功するシステム選びの1つ目のポイントとなります。
生命保険代理店向け、損害保険代理店向けなど、自社の経営形態に沿ったシステムか?
保険代理店向けシステムは、上記6つの業務のなかでも特に「生命保険業務に役立つシステム」・「損害保険業務に役立つシステム」など、特化した分野を持つタイプのものがあります。
たとえば・・・・
生命保険に強いシステム
・複数の証券を横断して管理することができる
・顧客満足度を高めるためのリマインド機能がある
損害保険に強いシステム
・満期管理
・早期更改
・事故対応の進捗管理
前述したとおり、別のシステムで特化していない部分を補おうとするのはコストと手間がかかってしまいます。ですので、自社の販売形態に合ったシステムを選ぶことが、成功するシステム選びの2つ目のポイントとなります。
管理するためだけではなく、売上アップのための機能はあるか?
そもそも、保険代理店がシステム導入を考えるきっかけとしては「煩雑になった管理業務を効率化させたい」「保険業法改正に合わせた体制整備を行いたい」といった、いわゆる管理・仕組み化のための目的が比較的多いです。
こうした管理・効率化自体はもちろん必要なのですが、この目的のためだけにシステム導入をすることは企業にとっては「コスト」に位置づけられてしまいます。
しかも、保険募集人の立場からすると、今までのやり方を否定されたり、手間が増えるように感じてしまったりして、場合によってはせっかく時間もお金もかけて導入したシステムが現場に浸透しないなどの事態がおきてしまうケースもあるようです。
そこでシステム導入を単なるコストや手間にするのではなく、「売上げ向上の一手」と位置づけ導入ができたとすると、企業・保険募集人の双方に大きなメリットを生みます。
では、売上げ向上の一手となるシステムとはどのような機能を備えていればいいのでしょうか?
例えば
★お客様に連絡をいただいてから対応する受動的なアクションではなく、お客様のライフプランの節目にあわせたフォローで、能動的なアクションが可能な「リマインド機能」。ベストなタイミングでフォローすることで、顧客満足度の向上や、場合によってはクロスセルの実現もできるかもしれません。
★既存のお客様を特定の条件でクイックに絞り込める「検索機能」。例えば、ご契約から一定期間以上経過したお客様を抽出して新商品のご案内をする、災害発生時に近隣エリアにお住まいのお客様を抽出して被害状況の確認連絡をする、といったように既存のお客様へのアプローチがしやすくなります。
この「システム導入を売上げ向上への一手へと位置づけられる機能があるか?」という点が、成功するシステム選びの3つ目のポイントです。
保険業界の変化に対応しているシステムか?
システムの機能面での充実以外にチェックすべきポイントもあります。
2016年5月に保険業法が改正され、体制整備や意向把握などが義務付けられました。また、義務ではありませんが、「幅広く採択されることを期待する」と2017年に示された「フィデューシャリー・デューティ(顧客本位の業務運営)宣言」の公開や、その宣言の定着度合いを客観的に評価できるようにするための成果指標=KPIの策定が求められています。
これを受けて各保険会社は「顧客にきちんと説明できる合理的なものとしていくことが重要」との方針を受け、代理店への手数料の支払い基準を販売の「量」だけではなく「質」を重視したものへと転換していくことになります。
これら状況を踏まえると、従来のビジネスモデルから大きく舵をきるタイミングにきていると言えるのではないでしょうか。
そうした中で、激変する業界にスピードをもって対応しているシステムなのか? という点は、成功するシステム選びの4つ目のポイントとなります。
乗合保険代理店が保険募集人の立場で作った保険代理店向けシステムとは?
いかがでしたでしょうか?
本記事では保険代理店がシステムを選ぶ際の4つのポイントについて解説をしてきました。
・保険代理店業務に必要な機能が、一つのシステムで完結しているか?
・生命保険代理店向け、損害保険代理店向けなど、自社の経営形態に沿ったシステムか?
・管理するためだけではなく、売上アップのための機能はあるか?
・保険業界の変化に対応しているシステムか?
この4点をおさえて、自社にピッタリのサービスを見極めることにより、満足のいくシステム導入を成功することができるのです。
さて、選定のポイントを確認しましたが、具体的にどのようなシステムがあるのでしょうか?
一例として、弊社の提供する保険代理店向け顧客管理システム「CSB」をご紹介いたします。
本システムは生損保両方を取り扱う保険代理店を母体に持つ弊社が、保険募集人の立場で作ったシステムです。
「保険募集人が使いやすいこと」「顧客満足度向上を実現すること」を念頭に開発されているため、基本的な機能の充実はもちろん、売上向上のための「攻め」の機能がたっぷり搭載されています。
また、細やかな機能改善が定期的に実施されておりますので、目まぐるしく変化する業界への対応も安心です。
CSBの詳細については下記ページにてご紹介しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
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