「保険を仕事にしてきた人たち」が作ったシステムは、使い勝手のレベルが全く違う!
株式会社F・P・S
代表取締役 宇都博樹様
御社の保険ビジネス形態を教えてください。
訪問・来店型の乗合保険代理店です。生保13社、損保2社の乗合をしています。
大阪一拠点で20名のみの会社ですが、昨年10周年を迎えることができました。
FPが目の前のお客様に注力できるよう、他業種と提携してセミナーを開いたりしています。
なぜシステム化(CSB)を検討されたのですか?
当初は何も使用していなかったんですが、委託型募集人の適正化後に組織力を高めた経営を行なうには、システムが必要だということで色々と試している時に、HOLOSグループの提供するシステムと聞いて問合せしたのを覚えています。
2つほどCSBの前に試しましたが、保険代理店向けでなく機能がシンプルすぎたり、複雑すぎて運用がうまくいかなかったり……と課題がありました。最終的に導入したCSBはとてもマッチしています。「システム屋さん」ではなく、「保険を仕事にしてきた人たち」が作ったシステムは、使い勝手のレベルが全く違う!と思いましたね。
期待した効果が得られましたか?
勤怠、スケジュール、日報、契約データの分析や抽出など、導入する前にやりたかったことはCSBによってきちんと実現しました。CSBは、保険契約に関わるすべての情報が集約されていて、欲しいデータにあわせて並び替え・出力も容易ですから、結果的にペーパーレスと漏洩リスクの減少にも繋がっています。
また、面談履歴を残すことは、会社として情報を保持するだけでなく、優績者のコンタクト履歴を若手が見て学びとするメリットもあります。社内で事例共有の時間を設けて、CSBに登録している面談履歴を元に、契約の流れや成功事例などを具体的に紹介して共有をしていますね。
今後の要望などあれば、お聞かせください。
特にありません。システムの提供だけでなく、エルティヴィーさんは有意義なセミナーやお役立ち資料などたくさんの情報を発信して下さるため、情報源として大変助かっています。
今後の御社のビジョンを教えてください。
総合金融コンサルティング業者になりたいですね。長期的な目線で見れば、5年後・10年後も保険代理店のままの位置づけではいけないな、と思います。
固定給中心、かつしっかりとガバナンスが効いていて、均一なサービスができなければ。そのためにも、現在のギャップを埋めなければならない。現状、契約件数・収益・マンパワーいずれも生損保の割合が9:1。2~3年かけて損保を強化して安定してから、ようやく総合金融窓口としてのプロジェクトが始まると思っています。私自身どうしても生保からスタートしたものでうまく主導できていません。現在、エルティヴィーさんにコンサルとして助力をいただいており、大変勉強になっています。とはいえ、始めたばかりなので今後に期待ですね。
株式会社F・P・S https://fpsjp.com/
(2019年7月インタビュー)