厳しいコンプライアンスに対応するためシステム導入! スケジュール機能をマネジメントにも活用

株式会社ロイズ・ファイナンシャル
廣井様
【インタビュー日】2025年4月2日(水):代表取締役の廣井様にお話を伺いました。
■企業プロフィール
会社名│ロイズ・ファイナンシャル株式会社
所在地│東京都新宿区
サイト│https://royz-financial.co.jp/
特 色 │訪問型乗合代理店
株式会社ロイズ・ファイナンシャル様は厳しいコンプライアンスにも対応できるよう、CSBを導入していただきました。また、現在はスケジュール管理や意向把握機能等を特にご利用いただき、CSBをマネジメントに活用しているとのことです。
インタビューでは、CSBに関するお話の他、組織作りに関する工夫もあわせてお話いただきました!
御社のビジネス形態(訪問・来店、場所、規模等)と、普段のお仕事内容について教えてください。
生保メインの総合保険乗合代理店かつ、プロ代理店です。
私は社長という肩書はありますが、プレーヤーでもあります。
保険募集活動をしながら、社員のマネジメント、それに加えて事務の仕事もしています。
雇用保険や労働保険の書類作成や手続き等の経営に関する事務仕事をすることで、会社の仕組みの理解が進み、法人のお客様に対して以前よりも経営の悩みに寄り添えるようになりました。
CSBご導入のいきさつ
保険代理店業界も近年コンプライアンスが厳しくなってきています。
当社は2016年の保険業法改正で意向把握などが義務化された後の2019年後に創業しました。
創業当時から、「どれだけ厳しいルールになっても対応できるよう、高い基準で体制整備を行おう」と思っていました。これは日本一の代理店になるには「厳しい基準でもクリアできた方がいい」
「何かあったときのしわ寄せはお客様に行くから迷惑をかけたくない」という想いがあったからです。
保険会社の方からCSBを紹介していただき、顧客数の増加や、提案のラインナップの広がりに対応できるものが必要だと感じていたためCSBの導入に至りました。
CSBをご活用いただくシーン
スケジュール・カレンダー機能、コンタクト履歴、意向把握機能を特によく使います。
これらの機能を活用して社員とコミュニケーションを取っています。
社員のスケジュールを細かく確認し、「アポ〇件も入れて頑張っているね!」「困っていることはない?」と声をかけたり、難しい契約を取ってくるなど「すごい契約だな」と思ったときには意向把握の入力内容を確認し、当初意向からの変遷を追いかけたりします。
このようにCSBを活用して、社員一人一人に「ちゃんと見ているよ」という姿勢を見せてマネジメントに活かしています。
また、ミーティングで社員の活動記録をもとにコミュニケーションを取ることで、成功事例を共有し合うようになりました。
今後はシステムを活用し、データを整理・共有して、組織的なフォロー体制を築いていきたいと考えています。
ベテランの募集人の中には、保全にまで手が回らないことに悩む方も多いです。
だからこそ、保全対応は事務仕事をするバックオフィスの社員でもできる体制にし、募集人にとって会社が任せられる存在になり、募集人である社員には安心して営業活動に集中できるようにすることが目標です。
普段社員の皆様とどのような思いで接しているのか
社員のみんなは運命共同体だと思っています。
私はプレイングマネージャーだからこそ、募集人の気持ちもわかるし、彼らが営業しやすい環境を作ってあげたいです。
マネジメントに関しては、自分より売れる営業を育てて初めてマネジメントと言えると考えています。
子育てにおいて、勉強をしない子どもに勉強させるのが難しいのと同じで、マネジメントでは社員のやる気スイッチをONにすることが難しいです。
社員に対して「気にかけているよ・見ているよ」という姿勢を見せるためのツールとしてCSBを使うことで、このやる気スイッチをONにすることもできます。
そして、社員のみんなには「この仕事は良い仕事だな」と思ってもらいたいです。
そのためにも「愛されるより尊敬される」というマネジメントの極意のもと、自分の姿を見せるようにしています。
私はこの保険募集の仕事が好きで、頑張り次第で結果を出せるのが魅力だと思っています。
比較的時間の都合をつけやすい仕事だと思いますので、仕事を頑張りながら家族の大切な瞬間にも寄り添うことで、家族に自分の努力を結果で返すことができます。
私自身もどれだけ仕事量が多くても、営業活動で結果を出すだけでなく、プライベートも充実させる姿を社員に見せ、「愛されるより尊敬される」存在になれるよう努力しています。
お金のことだけを考えると、一営業マンとして代理店に所属して保険募集をした方が稼ぎはいいかもしれません。それでもこの会社で社長をしているのは、一営業マンでは見られない夢を見ることができるからです。
社員の皆さんとの夢
お客様が「保険どこに入っているの?」と聞かれたときに、保険会社の名前を答えるのではなく、「保険に関してはロイズさんに任せているよ」と答えていただけるぐらい、お客様にとって大切な存在になることを目指しています。
今後のチームの目標としては、お客様に出会って良かったと思ってもらえる・お客様の記憶に残る人になろうという思いを共有しています。また、そういった思いのある募集人が集まる会社にしたいです。
当社は社員全員がMDRTを取得していますが、それは数字のためではなく、お客様のためです。自分の担当者が営業実績がある人だったら安心感もあって嬉しいですよね。
保険営業という仕事は30年後にお客様に思い出してもらえる仕事でもあります。他の仕事ではなかなかありません。
お客様とは長い付き合いになるため、目先の利益ではなく、お客様との関係性を大切にできるチームにしたいです。
ご意見・ご要望(例:こんな機能やサービスが欲しい! など)
機能の紹介事例を定期的にコンテンツとして発信してほしいです。
CSBで意向把握やカレンダーは活用しているが、他の機能を使いこなせていないことがもったいないと感じています。募集人一人一人が、多くの機能を使いこなせるように誘導してもらえたら嬉しいです。